Sakanaya_Taroh’s diary

ITテクノロジーから食べ物等のを日々綴ったブログ

社会人の語学留学と各国を放浪する事について

最近、語学留学や海外放浪がよく取り上げられている。
今日はこういった事に対する私の考えを纏める。

私の背景は大学院に通いながらNYで起業し、米系コンサルファーム、外資金融、外資と経験している。
外資金融時代にbudgetを与えられASEANの2つの国で支店をひとりで立ち上げそれぞれ月商20M のビジネスを作った。
ASEAN(台湾、北京、シンガポールベトナムインドネシア、タイ、フィリピン、インド) を毎週のように仕事で飛び回り、それぞれの国で日本出身の方々にお会いする機会があった。

そこであった日本出身の方々は以下のように分けられる。
  1. 日本から仕事で出張の方
  2. 日本企業の現地法人にお勤めの方
  3. 外資企業の現地法人にお勤めの方
  4. 現地企業にお勤めの方
  5. start-upを志す方
  6. 語学留学生、学生
それぞれについて私なりに感じたこと
  1. 遊び感覚の方々が多い。ご自身でもそれぞれの土地でビジネスを生み出すという感覚が薄く所謂サラリーマンといった方々。現地に対しての理解が浅い。
  2. 駐在年数によるが現地にある程度精通している。生活はローカルと比べ裕福である。ビジネスに対してもレベルが高い方が多いと感じた。
  3. 2と殆ど同じ印象。2に加え語学力、toughnessはひと段階レベルが上の方が多い。6分類のうち最もこのパターンの方が少ない。
  4. 6を経験後このカテゴリーに入る方が多い。就労環境は現地人と同じで、日本の年金等は支払われない。人種を問わない能力が評価されるのでbottomでは月収100円など日本へ帰国できない可能性がある。逆も然りで能力がある場合は上は日本よりも青天井となる。
  5. この方々は多種多様。どの方向へビジネスを展開するか?資金調達はどうするか?など割と普通の頭があれば生きるには困らない。start-upの場合はstart-upそのものの考えが強く働く。
  6. 語学を学ぶ以外は遊びの感覚。語学力もあまり高くない印象。このカテゴリーの方々の将来に期待したいところ。米国、欧州へ留学している方とは明確にカテゴリーが異なる。
世界は広いがサークル(ビジネス、華僑など) はとても狭い。このあたりを踏まえてひとりでも多くの日本出身の方が安全に活躍されて欲しいと思う。