e-Tax を利用した住宅ローン控除申請について
こんにちは。
本日は「e-Tax を利用した住宅ローン控除申請について」について、手順とポイントを紹介したいと思います。
昨年、家を購入したので、住宅購入借入特別控除(いわゆる住宅ローン控除)の申請を行いました。今年平成31年から確定申告が完全にWeb上で完結できるようになったので、いよいよ、それで申請を行ってみました。
※ 住宅ローン控除は家の購入にかかる借入額の1%を10年間控除してくれる制度です。最大借入額、4000万円まで考慮してくれます。つまり、10年で400万円戻ってきます。 最大借入の場合は、長期優良住宅や低炭素住宅の場合です。その他の場合はもう少し低い価格になります。これについては多くの記事がウェブ上にあるのでそちらを参考にしてください。
ネット上の記事を探しても十分な記事がなかったので、他の方のために残しておこうと思いこのブログを書きました。ネット上では「住宅ローン控除」や「インターネット申請」など一連の流れを書いたものがありませんでした。
早速話を書いていきます。
必要なもの
- マイナンバーカード(ICチップあり)
- マイナンバーカードの4桁の暗証番号
- マイナンバーカードの6-16桁の暗証コード(電子証明書発行用)
- マイナンバーカード用カードリーダ(専用の物が必要です)
- 源泉徴収票
- 銀行の借入額の残高証明書
- 不動産登記簿謄本
- IE(Internet Expore)
マイナンバーカード読み込み用カードリーダは以下のものが一番安くて使いやすいです。以下のカードリーダを使用する際にはドライバのインストールが必要です。
操作の流れ
6-16桁の暗証コード入力がわからない場合、電子申請ができません。そのかわり、pdfで出力されたものを印刷して、郵送等で申請することはできます。
まぁこれだとあまり、マイナンバーカードを使用するメリットが無いのですが、、、
操作の流れで、いちばん大事なところだけ図付きで紹介します。
e-Taxのページに入ったら「確定申告書等作成コーナー」ボタンを押してください。下図の赤丸のボタンを押してください。
※ ページがごちゃごちゃしてわかりにくくなっていますが、ここからで良いです。
それで、「作成開始」(左のボタン)→「e-Taxで提出する」を選べば良いです。
必要なものを入力して、最後に「6-16桁の暗証コード」を入力。
わからなければ、ページ左下の「書面で提出」を押してください。
これで、完了です。
最後に
マイナンバーカードの付帯機能の電子証明書発行機能は将来を見据えると大変便利な機能に思います。契約の際に、印鑑が不要になったり、更に離れた場所でも同じ役割を果たせます。しかし、この暗証機能が強力なうえ、パスワードの変更等のために市役所へ行く必要があります。この手間が非常にかかります。
また、eTaxが電子申請可能(マイナンバーカードやID/Pass) が可能となったとは言え、その発行のために、市役所へ行く必要があります。この分野の元年でこれからトランジションを図っていくのはわかりますが、少し不便に感じました。ただ、元年なので、将来を見据えるとこれらを備えておいたほうがいいでしょうね。それに、これらに貢献することで人口が減少する日本の効率化に寄与できます。
確定申告を行う際には「ふるさと納税の寄付」を登録することを忘れないでください。
ワンストップ制度を利用した場合でも、確定申告を行うと確定申告の内容が優先されます。